ちいさなうれしいを積み重ねて
どうした?キンモクセイ。
涼しい日が続いたから、あわてちゃったんだろうね。
先週の土曜日、散歩に出たら、キンモクセイが香って。
まだ夏の気配が残る空気の中に。
例年は、「今朝は空気が冷たいな」と窓を開けると、遠くから…
あ、キンモクセイ!ってなるんだけど。
そんな風にぶらぶら歩いていたら、友からLINEあり。
「キンモクセイ早くない?」
「だよね?私もそれを誰かに言いたかったー!」
と盛り上がり。
それぞれ地元を散歩中だった。ふふふ。
こういうことを共有できる人がいるというのは、
とても幸せなんだ。
小さいことでいいんだ、自分の奥のほうに小さな灯りがともるような。
私はそういう小さな「うれしい」を積み重ねて生きてきてる。
ひとりで。時には誰かと。
友も家族問題で気苦労が多い人だから、
こういう瞬間がココロのストレッチになれば、と願う。
小さな灯りを慈しむように、
そっと自分のことを抱きしめてみる。
やってみて。
曇天の空のもと